歯の定期検診は、むし歯や歯周病の早期発見、早期治療や歯の健康状態のチェックは、あなたの口腔の健康維持のためにとても重要なことです。
歯の健康は、全身の健康の源とも言えます。定期検診はできれば3ヶ月に1回、少なくとも半年に1回行うことをお勧めします。
Checkup
定期検診
お口の中の健康を保つためには、以下の3つが大切です。
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1毎日の
きちんとした
歯磨き -
2規則正しい
生活習慣 -
3定期検診
定期検診の目安
- 1歳から16歳未満のお子さんは、春休み、夏休み、冬休み位での定期健診
- 20~30歳前後の方は3か月~6か月ごとの定期健診
- 30~50歳前後の方は3~4か月ごとの定期健診
- 50歳以上の方は1カ月~3か月ごとの定期健診
お口の中は個人個人でまったく違います。むし歯リスクの高い方、歯周病リスクの高い方、リスクが両方高い方、逆にとても低い方など千差万別です。自分の状態に合わせた定期検診の間隔を話し合って決めるのがよいと思います。
定期検診の内容
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ご自身では清掃できない所の虫歯菌・歯周病菌を取り除き、汚れを付きにくくします
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歯周病の進行の検査
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歯の清掃チェック
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フッ素などの虫歯予防処置
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噛み合わせのチェック
定期検診のQ&A
定期検診でご質問の多かったことを、Q&Aでまとめてみました。
もちろん大丈夫です。歯石は歯磨きでは取れません。歯石は歯周病の主な原因です。お口の中がいつでもきれいでいられるように歯科衛生士が歯石を取ったり、歯ブラシ指導などをさせていただきます。同時に虫歯のチェック、歯茎の状態などアドバイスもいたします。
超音波スケーラーという振動する器具でお取りします。少し歯に響きますが、そんなに痛くはないです。
あまりにお痛みを感じられる方は、手用の器具で取らせていただきますので、遠慮なくおっしゃってください。
どんなに丁寧に磨く方でも磨き残しは必ずあります。自分ではなかなか落とせない歯の汚れや歯肉の内側深く入り込んだ歯垢など、ご自身で除去できない汚れの除去のためにも定期健診が必要ですし予防にもつながります。
お口の大きさ、歯並びにより個人差はありますが、歯ブラシの頭がなるべく小さめで、毛先は山切りカットなど長さがバラバラなものよりフラットな方がしっかり磨けます。また、毛の硬さは例えば、歯肉が腫れている場合は軟らかめ、健康な歯ぐきであれば普通の硬さをお勧めします。磨き方も個人の癖が出やすいので、一度指導を受けてみましょう。
フッ素は虫歯に強い歯を作る成分を含んでいます。歯に直接フッ素を塗布することで、市販の歯磨剤よりも効率的に歯質を強化することができますが、フッ素は虫歯の完全な特効薬ではありません。日頃の手入れと定期的な塗布をしなければ効果は期待できません。